今回は、筆者が体験した小学校入学準備のリアルな情報をご紹介します。
小学校の入学準備情報はたくさんあるものの、通う小学校によって細かいルールが異なります。
なので、ランドセル以外は入学説明会のあとから始めることになります。
この記事では、筆者が実際に準備したものや、ママ友から聞いたほかの地域の情報をまとまめましたので、入学準備の参考にしてみてください。
入学後のリアルな情報はこちら。
就学時健康診断後に準備したこと
本格的な入学準備のスタートは、年長さんの秋頃に小学校でおこなわれる「就学時健康診断」です。
就学時健康診断では、視力や聴力、アレルギーの有無など、基本的な健康診断をしてなにか問題があれば入学までに受診しておくように言われます。
友達の子は小さい頃にあった食物アレルギーがまだあるかどうか、専門医に相談。
(個別対応無しでOKになった)
また、視力検査に引っかかったので眼科に行ったところ、メガネではなく眼のトレーニングを勧められ、その後回復しました。
フルタイムの方は受診の時間を取るのが難しいので、計画的にやりたいところです。
子どもが健康診断中、保護者は説明会に参加しますが、後日準備したのは下記2つでした。
- 学校のメール配信システムの登録
- 学校諸経費の口座開設・口座振替の手続き
学校諸経費が引き落とされる金融機関は支店まで指定されており、口座を持っていない方は新たに開設する必要があります。
いまは来店しなくてもアプリダウンロードで手続きできるようですが、筆者は来店手続きしてとりあえず1万円を入金しておきました。
来店と言っても、店内の端末で顧客自身が操作します。
身分証明書の撮影や住所の自動入力ができるので、窓口の確認は短時間でした。
ただし、普段使っていない口座なので残高不足にならないように、定期的に入金しておく必要がありますね。
小学生の親として、新たなタスクが増えました。
11月頃、民間学童の説明会にも行きました。
周りの人は学校内にある学童に行く子がほとんどですが、習い事つきや、長期休みのイベントが充実している学童もあります。
定員割れはしていない模様。
入学説明会後に準備したこと
年が明けるといよいよ入学年度になり、入学説明会がおこなわれました。
入学式の詳細や、入学までに準備する物品が具体的に分かるので、本格的な入学準備の始まりです。
入学式の準備
日時・場所・持ち物の説明以外に詳細はなく、服装のことも書いてありませんでした。
まあ学校が指定することではないかもしれませんが、初めて準備するにあたってはなにがスタンダードなのかは気になるところ…。
このへんは、入学準備コーナーやママ友情報を参考にする感じですね。
ちなみに、我が家は子どものフォーマルスーツは購入しました。
靴付きのレンタルと迷いましたが、卒園式でも着回すかもしれないとなると2回レンタル? になるかなと思い…。
2回しか履かないと思いますが、3月頃に靴も購入したいと思います。
※フォーマル用の靴下はあり。
給食費の口座振替手続き
就学時健康診断後に開設した金融機関とは別に、給食費の口座振替手続きが必要になります。
学校関係の支払いは全部まとめて引き落とししてほしいところですが、学校諸経費は各学校、給食費は自治体と分かれているので仕方ないようです。
給食費は金融機関の指定がないので、いま持っている口座の手続きでOKです。
2023年度からは、Webからも手続き可能になっていました。
給食費は約5,000円でした。
災害共済等の加入
学校内でケガなどをして受診した場合に支払われる共済の加入があります。
PTAでも個人賠償責任保険などの案内があり、加入や支払いは入学後のようです。
1トピックが簡潔で短くすきま時間で読めます。
家庭学習のヒントも充実しています。
学用品の準備
スーパーなどの入学準備コーナーにあるものですね。
文房具は、よく言われているとおり「絵の描いていないシンプルなもの」になります。
体操服、赤白帽子、防災頭巾などは、昔ながらの指定業者から相場より高いものを買わなければいけないということはなく安心しました。
ちなみに、学校でまとめて買うものはこちら。
ノートはマスの大きさなどが短期間で変わるので、買い置きは最小限にしたほうがベターです。
スーパーやドラックストアにも、小学生が使いそうな文具が一通りそろっています。
ということで、実際に購入するものはこんな感じですね。
筆箱
低学年は、1ドアで鉛筆立てとフタがホールドできるのが使いやすいとのこと。
クツワ クラリーノ筆入れは色も豊富でランドセルと同じ素材なので長く使えますね。
鉛筆・赤鉛筆
名入れ鉛筆をおすすめするママさんが多かったので購入。
お名前シールが余っていたりするので、最初はシールでもいいかもしれないですね。
シールの場合ははがれやすいので、上からセロハンテープを貼るといいそうです。
赤鉛筆の減り具合はどれぐらいなんでしょうか。
鉛筆の減り具合については、
ChromeBookなどがメインだと、1ダースで半年持った。
タブレット学習もあるけど、くもんに行っているので半年で2ダース使った。
こんな感じでした。
鉛筆・消しゴムは名前を書いていても、よく行方不明になり出てこないので、ある程度のストックがあると良いですね。
消しゴム
サクラクレパスの小学生消しゴムを持っていますが、低学年用をまとめ買いしました。
濃い鉛筆でも軽い力で消しやすく、ミシン目が付いているのではさみいらずでカットできます。
定規
筆箱のなかに収まるサイズで、折りたたみ式ではないものを指定されました。
ネームペン
インクがなくなるのが結構早いですし、親も使うのでストックがあるといいですね。
工作用はさみ
これまで100均のキッズはさみでしたが、切れ味の違いに感動していろんなものを切っていました(笑)
家用にももうひとつ買おうと思います。
カップ型のり
最寄りのダイソーには売っていませんでした。
フタが一体型でヘラが付いているものが良いですね。
赤白帽子
紫外線防止、熱中症対策に首カバーが付いているものを買いました。
上履き
白のバレーシューズが指定です。
袋物
手作りの予定はないので、子どもの好みを聞いて既製品を買いました。
2023年現在、フリマアプリのハンドメイドの袋物セットはそこそこ高いです。
いろいろ迷いましたが、高学年になっても浮かない柄を選びました。
折りたたみ傘(置き傘)
低学年のうちは折りたたみ傘を使うのが難しいので、子ども用で反射板がついたタイプを選びたいと思います。
なにかと物入りの時期に値上げラッシュは厳しいですよね。
100円ショップで買える入学準備品もチェックしておきましょう。
関連 2022年最新!100均ダイソーの入園グッズ・入学グッズまとめ
関連 ダイソー「お名前スタンプセット」まとめ!入園・入学準備に使える
ちなみに、第1段階としてダイソーで買った入学準備品はこちら。
下敷きは予備用でちゃんとしたのを買います。
バンドクリップはメルカリ等で移動ポケットを選ぶときに、「クリップなし」が結構あるので買いました。
後日買い足したもの。
お名前スタンプは子どもの名前で作ってあるので不要だと思っていましたが、いまはノートの終わりのほうに「ノートが使い終わりそうだからママに言ってね」的なスタンプがあるそうで…。
代わりに作れそうだな~と作ってみました。
名前用なので10文字制限がありますが、それっぽいものができました。
でも、1文字ずつ切り離すのが大変だったので、忙しい方にはおすすめしません、、、
関連 ダイソーお名前スタンプで小学生用ノートなくなるスタンプを作ってみた
100均で買わないほうがいいグッズはこちらでまとめています。
関連 2022年最新!小学校入学準備で使える・使えない100均グッズ
お仕度ボード・忘れ物チェッカーの準備
年少さんの頃に作ったものの、次第に使わなくなり処分したお仕度ボードを再度作りました。
持ち物リストはもっと早く作れば良かったです。
やること・持ち物の見える化は、慣れない子どもにとっても管理する親にとっても大事です!
関連 100均グッズで作れる!園児小学生用お仕度ボード&持ち物リスト
作る時間がない方は、小学生用にカスタマイズされた専用の準備ボードがおすすめです。
忘れ物チェッカーは、登校前・休み明け・習い事など、必要なパターンを用意するといいですね。
下校前にチェックする用に一つ買いました!
活用できるタイプだといいな…。
関連 【自立を促し忘れ物を防ぐ】子供用忘れ物チェッカーレビュー
学用品ストック・プリント置き場のセッティング
これは徐々にやっていけば良いことですが、6年間続く小学校生活を親子ともにスムーズに送れるよう、収納システムを変えていく必要があります。
文房具や消耗品のストック
小学生あるあるの「体操着を学校に忘れた」「算数のノートがなくなった」など。
共働き家庭が翌日までにピンポイントで学用品を用意するのは難しいですよね。
なので、学校で使うものはストックやスペアを用意しておき、できればお子さん自身が収納場所から自分で出し入れをすることがベターです。
ついでに、在庫が薄くなったらお母さんに発注を促してくれると嬉しい。
我が家はとりあえず、無印良品のポリプロピレン引き出しを整理して学用品をまとめることにしました。
関連 無印ポリプロピレン引出収納 小学生の学用品を使いやすくひとまとめ
薄型に文房具ストック、2つに分かれているものにハンカチ・ティッシュ・マスクなど。
これまでもおもちゃの収納として活躍してきましたが、成長しても用途を変えて使い続けられるのでおすすめです。
関連 無印のポリプロピレンケース引き出しはおもちゃの収納におすすめ
プリント置き場は100均を活用
保育園生活でもプリントはありましたが、小学生になると数が一気に増え、締め切りがあるものや、常に確認しておきたいものが増えてきます。
ネットで調べてみると、下記の方法がありました。
- レターケース3段に保存期間別に分けて入れる
- クリップボードにすべて挟み、最新のものを一番前に、年間行事予定表など、よく確認するものは高さをずらしてすぐにチェックできるようにする
- マグネットボードや冷蔵庫に貼る
- セクションファイルに分類する
我が家ではとりあえず、クリップボードを購入して壁に掛けてみました。
子ども用GPSの検討
最近の入学準備のマストアイテムである子ども用GPSや、キッズケータイを持たせるか、持たせるならどこにするか、入学前に検討する必要があります。
先輩ママ友の声を聞いてみると、お住まいの地域によってもさまざまです。
学校からICタグが全員無料配布されたよー。
GPSはないけど、校門に入ったタイミングで通知が来る。
学童に馴染めなくて早々に鍵っ子になったから、小1からキッズケータイを持たせたよ。
子ども用GPSを契約してたけど、習い事の移動途中で道に迷って困ったことがあったから、GPS付きのキッズスマートウォッチと併用してる。
格安SIMを契約してビデオチャットもできるようになったよ。
GPSはランドセルに入れっぱなし、スマートウォッチはひとりで出かけるときにはめてもらってる。
スマートウォッチは3日おきぐらいに充電しなきゃいけなくて結構忘れることが多いよ。
お友達と登校で夜まで学童だからひとりになることはとりあえずない。
お姉ちゃんもいるからまだ見守りGPSは使わない予定。
- 両親フルタイムで夜まで学童を利用するか
- 平日習い事がある日は学童からひとりで習い事に向かうか
- 学童からお迎えなしでひとりで帰るか
小学生の放課後行動パターンは人によって異なるので、目的に合ったGPS端末を選びたいですね。
子ども用GPSの種類
子ども用GPSの種類は大きく2種類あります。
- 本体代金+月額利用料 ほとんどこれ
- 本体買い切り
(一定期間の通信料込みで、期間後は月額料金を払えば継続できる場合が多い)
うちの場合は、ひとりになる時間はそこまで長くない予定ですが、それでもひとりでいるときに場所が分からないと不安なので、入学後からは持たせたいですね。
いろいろ比較検討した結果、絞られたのは下記サービスです。
みてねみまもりGPS(mixi)
業界ナンバーワンの長持ちバッテリーで、2023年3月発売の第3世代から、スマホに通知できるお知らせボタンが搭載されます。
- 本体価格5,808円(税込)
- 月額料金528円(税込)
みてねみまもりGPS 第2世代(1つ前の通知ボタンなし)は、2023年2月現在半額でしたので、通知ボタンは不要という方はリーズナブルに始められますよ!
子供用GPSの本体は公式サイトのキャンペーンや、Amazonのタイムセール時に買うと安く買えます。
関連 子供用見守りGPSにはダイソーワイヤレスイヤホンケースがぴったり
親の確認印を作る
小学生になると、連絡帳や健康観察カード、プールカード、音読・宿題のチェックと、親が印鑑をおす機会が増えてきます。
うちは100均のシャチハタ風のはんこと、朱肉を使うものしかなかったため、使いやすいものを買うことにしました。
上記条件で探して買ったのがこちらです。
動物デザインがかわいい~♡
学校ごとの細かいルールについて
最後に、学校ごとに異なる細かいルールについてご紹介します。
コロナ禍以降、紙の連絡帳がChromeBookに変わった、欠席連絡はGoogleフォームでおこなう、などを聞いていたのですが、結果的にはアナログが多く残念です。。
親のサポート内容も変わってくるので、在学中に変わって欲しいなと思います。
欠席の連絡
このパターンだったら嫌だなというパターンでした…。
欠席の場合は、連絡帳を登校中の知り合いの児童に手渡すそうです。
数年前に友達が「朝の忙しい時間に登校班が集まるタイミングを見計らって連絡帳を手渡しするのが大変すぎる!!」と言っていましたが、まさかこの地域でもコロナ禍なのにそんなアナログなシステムが続いているとは…。
実際にやることはないといいなと思っています…。
ちなみに、電話連絡は一切受け付けないとかではないので、普通に電話してしまうかもしれません。
登校班はない
いろんなママ友から聞いていた登校班、子どもの学校ではありませんでした。
その代わり、下校時間は4つぐらいのエリアに分けて学校の近くまで一緒に歩いて解散するそうです。
登校班も時間にルーズだったりするとそれなりに大変そうだから自分のペースで行けるのは良かったけど、ひとりで登校できるまでは心配ですよね。
旗振り当番がある
これもないといいなと思っていたらありました。
地域のボランティアの方も登校中の見守りをしてくださっているそうですが、保護者もあわせてやります。
名簿を作るためにさっそく住所や連絡先を書きました…。
秋頃に旗振り当番をやったのですが、次の人には当日中に旗を手渡ししなければいけないルールがあり、次の方は旅行中だった…というトラブルがありました。
幸いその次の方と話すことができ、旗を渡せましたがこのシステムもなんとかならないんでしょうか…(泣)
PTAと地域ボランティアがある
友達から散々聞いていたPTA等の役員。
現在は活動を減らしボランティア団体に移行中だそうで、6年間のうちに必ず1回はやらなきゃいけないなどといった義務はないそうです。(ホッ)
高学年になるほど大変だからやるなら低学年だよ!!
というのもよく聞いていたので、1・2年生でやるしかないかな…
と思っていました。
ただし、PTA活動自体はおこなわれていて、ボランティア活動にも人員が必要なので、ぜひご協力くださいという感じでした。
前で説明していただいた方(保護者)の顔がどんよりしていたような気がするのは気のせい??
1年生の後半、役員氏名委員会から来年度の役員をやってくれないかと連絡がありました。。。
「誰もやる人がいなければ〇をやってもいい」で、ほかにいなかった模様。
嫌で嫌でたまりませんが、低学年にやってしまうのも手だと引き受けました、、、
和式トイレを使えるようにする
和式トイレ、子どもの頃に使っていた大人でもあまり得意な人はいませんよね。
古い小学校だけどトイレは新しいといいなとかすかに期待していましたが、やっぱりダメでした(泣)
「入学までに和式トイレを使えるようにしておいてください」とのことです。
これまでも公園などで練習してみようかと誘ってはみたものの、子どもは嫌がって1回も使ったことがありません。
しかし、そんなことも言ってられないので、きれいめな和式トイレを選んで練習!!
頑張ります…。
入学してからも学用品の細かい購入は続きます。
定番品はお気に入りリストに登録しておき、すぐに注文できるようにしておきましょう。
関連 小学校入学準備はAmazonで揃う!小学生におすすめの定番文房具
まとめ:小学生の親になるために親も準備を
今回は、2023年最新の小学校入学準備の様子をご紹介しました。
1トピックが簡潔で短くすきま時間で読めます。
家庭学習のヒントも充実しています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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