※最終更新日:2023年2月13日。
この記事は、小学校の入学準備を、効率的にコストを抑えて行いたい方向けになります。
ランドセルに学習机、学用品の購入で物入りだわー。
100均で買えるものは買ってみようかな?
でも、安いものを買って結局すぐに壊れたり買い替えたりしたくない。
先に、学用品で100均で買わないほうがいいものを知りたい。
この記事を読めば、小学校入学準備の流れや100円グッズ・定番グッズを使い分けるコツが分かり、効率的に入学準備を進めることができますよ!
小学校入学準備の年間スケジュール
まず、【公立小学校入学準備の年間スケジュール】を確認しておきましょう。
小学校の入学準備は、年長クラスに進級したらまもなく始まります。
1年前から??
入学準備に1年かかる理由は、ランドセル選び・購入を行う「ラン活」があるからです。
具体的な小学校入学準備の年間スケジュールは、下記のとおりです。
行事 | 準備すること | |
4月 | ・年長クラスに進級 | ・ランドセルを探し始める |
5月 | ||
6月 | ||
7月 | ・ランドセル購入 | |
8月 | ||
9月 | ||
10月 | ・就学時健康診断 (入学予定の小学校) | ・登下校の練習 |
11月 | ||
12月 | ・学童保育の説明会 | |
1月 | ・1日体験入学 | ・早起きの練習 |
・入学説明会 | ・学用品、 名前シールの購入 | |
2月 | ・教材申し込み | ・名前シール貼り |
・給食口座手続き | ・入学式洋服の購入 | |
3月 | ・卒園式 | |
・アレルギー面談 | ||
4月 | ・入学式 |
年々激しい争奪戦になると言われている「ラン活」さえクリアすれば、あとは後半の就学前健康診断、入学説明会と、段階を経て準備していきます。
ポイントは、
- 入学説明会で学校独自のルールを確認してから、本格的に学用品を購入すること。
- お名前シールは、注文が殺到する2月以前に買っておく。
- 100均で買わないほうがいい学用品(以下リスト)は、ネット・実店舗で現物を確認したり、比較検討したりして早めに買っておく。
2、3月は注文が殺到して好みの色やデザインが選べないことも…。
「筆入れ」「はさみ」などは、早めに買っておいて習い事や家庭学習で使って使い慣れておくのもおすすめ。
以下で、最初に知っておきたい【100均では買わないほうがいい入学準備グッズ】をご紹介します。
100均では買わないほうがいい入学準備グッズ
以下は、筆者がネットでリサーチした先輩ママ情報をまとめたものです。
具体的にどんなものかと言うと…。
100均では買わないほうがいい入学準備グッズ
筆箱 筆入れ | 開閉が多いので壊れやすい。 低学年のうちはマグネット式の ハードタイプがおすすめ。 |
ノート | スーパーなどで100円以下 で買える。 |
定規 | 目盛りが読みにくかったり、 正確に測れないものがある。 特に三角定規や分度器は 学校からも100均で買わない ように指定があることも。 |
セロハンテープ台 ミニタイプ | テープの切れ味が悪い、 テープ台が安定しないなど、 使い勝手がイマイチ。 |
のり | メーカー品以外は すぐにはがれることが多い。 |
はさみ (キャップ付き) | 使用頻度が多いので、子ども用 がベスト。 のりが付きにくい加工で 汚れにくい。 |
箸セット | 箸ケースが壊れやすい。 |
クレヨン クレパス | ぺんてるなどの有名メーカーが 使いやすい。 一括購入の場合は不要。 |
色鉛筆 | 有名メーカーが使いやすい。 |
ねんど | |
絵の具筆 | 筆の毛が抜けやすい。 サブで使うなら可。 |
コンパス | 子どもが円を書くには 難しいものがある。 |
手提げ袋 | 布製のものは売っていないことが多い。 |
体操着袋 | 〃 |
上履き袋 | ナイロン製はあるが 布製を推奨している学校も。 |
水筒 | 保冷効果のあるものは売っていない。 |
お道具箱 | 一括購入の場合は不要。 |
レインコート | 子どもが着脱しやすければOK。 |
折りたたみ傘 | 子どもの使いやすさを重視したい。 |
防犯ブザー | PTAなどから支給されるケースあり。 |
お名前シール | 算数セットなど、細かく数が多いものは、 入学準備専用を選んだ方が効率が良い。 |
たとえばダイソーでは、小学生向けの筆箱や、電動鉛筆削りが売っているのですが、
短期間で壊れて、結局定番のものに買い替えたー。
という声も多いようです。
ただし、鉛筆を使うのは小学校低学年が中心なので、壊れても買い替えればいい! という方は選んでも良いでしょう。
- レイメイ藤井 すべりにくい片開筆入 くるグリップ
鉛筆ホルダーは太軸鉛筆対応で6本入ります。フタを裏側に折り返すことができるので、省スペースで滑りにくくなっています。カラーバリエーションは7色。
- クツワ タツール筆入
こちらも6本の鉛筆が収納できる片面開きの筆入れで、特徴的なのはタブレットスタンドを兼ねているところです。タブレット学習が一般的になった今ならではの筆箱ですね。
筆箱を机から落としにくくなっていたり、タブレットが立てられたり最新の筆入れですね!
片面であることでランドセルのなかでも省スペース。
入学準備グッズには、入学児童のことを考えて作られた定番商品があります。
細かいものをネット通販でバラバラ買うのは大変なので、Amazonでまとめ買いすると手間がかかりません。
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100均でもOKな入学準備グッズ
次に、100均でもOKな入学準備グッズです。
基本的にキャラクターものは禁止されていることが多いので、100円ショップでも無地・シンプルなものを選ぶのが良いでしょう。
また、トンボ鉛筆、サクラクレパス、ニチバンなど、有名文房具メーカーの商品を選べば品質面も安心です。
100均でもOKな入学準備グッズ
鉛筆、赤鉛筆
キャラクター柄が多いですが、三菱鉛筆、トンボなどの鉛筆メーカー・無地・2Bを選ぶのがおすすめ。
(画像の鉛筆はHB)
低学年のうちは転がりにくい三角軸/六角軸がおすすめです。
消しゴム
消しゴムに名前を書くので【白】を選びましょう。
おすすめは、「小学生学習字消し」。2Bの濃い鉛筆も軽い力で消せます。
下敷き
透明指定の学校が多いです。
ハード面・ソフト面が選べるタイプもあります。
ただし、文具メーカーの下敷きを買うとやっぱり差を感じてしまいます。
うちは、ノートに字を書くことに慣れるまではこの下敷きを使います。
家庭学習用・予備にするのが無難かもしれませんね。
セロテープの替え
100円ショップオリジナル商品は、粘着力が弱いものがあります。
買うならニチバンなどの有名メーカーを選びましょう。
のり
トンボの消えいろピットなら使い勝手・品質も安心です。
※学校の指定にもよりますが、香りがないものを選びましょう。
おりがみ、おりがみケース
大容量なので100均がおすすめ!
おりがみケースはジッパー付き袋を指定する学校もあります。
必要ならシンプルなものを選びましょう。
あぶらねんど
入学準備品として用意するのは「油粘土」が多いです。
幼稚園などで使っていたものでもOKであれば急いで買う必要はないでしょう。
ねんどケース
ダイソーのねんどケースはシールが付いていますが、セリアやキャンドゥはシンプルなデザインです。
持ち手付きは便利ですが、かさばるのが難点ですね。
ねんどシート(粘土板)は、幼稚園・保育園で使っていたものを使っても良いですが、100円ショップにもありますよ。
下敷き、薄い粘土板は割ってしまう男児を結構聞きます。
ストックがあると良いですね。
絵の具用パレット
ダイソーのパレットは大きくて使いやすいです。
ハンドタオル
ポケットに入れてもかさばらないミニハンドタオルがあります。
給食の口拭きハンドタオルとしても使えます。
ポケットティッシュ
100円ショップ以外でも100円前後で買えますが、かわいいデザイン・大容量が多いです。
移動ポケット
耐久性や使い勝手は市販品に劣りますが、下手にハンドメイドするより安いです。
汚れやすいアイテムなので、洗い替えに複数あると便利。
給食用ナフキン(ランチクロス)
ポリエステル製なので、洗濯後の乾きが早いです。
意外と耐久性もあり、保育園では1年以上使っています。
巾着
袋物は5点セットなどで買ったり作ったりされている方も多いと思いますが、平日の洗い替えがあると便利です。
2年以上経っても一向にヘタる気配がなく1時間ぐらいで乾きます。
ツルツルしてるので、1年生はフックに掛けたりするのが難しいかも?
弁当箱(ランチボックス)、箸ケース
キャラクターデザイン、シンプルなデザインから選べます。
紅白帽子
あごひも付きの紅白帽子です。
「100円ショップの紅白帽子は小学生には小さい」という声もありますが、頭囲59cm内であれば買ってみるのも良いでしょう。
名前ペン
サクラクレパスやトンボなど、有名文房具メーカーのものを選んでおけば問題なく使えます。
筆箱に1本、普段の記名用に1本、学校に行くときに親のバッグに入れておけば持ち物に名前を書いて帰れます。
布用マーカー
体操服やゼッケンなど、布に記名する機会は多いので、にじみくい布用マーカーがあると便利です。
手芸用ボンド
裁縫が苦手な方はちょっとした補修に重宝します。
先が細くなっているので塗りやすく、普通のボンドより乾くのが早いです。
ランドセルカバー
1年生は黄色いランドセルカバーを付けることが多いですが、2年生以降の買い替え用に。
透明のランドセルカバーはランドセルのデザインを損ないません。
歯磨きセット
シンプルで清潔を保ちやすいものを選びましょう。
給食帽子
100円ショップで給食帽子が買えるのはありがたいですね。
マスク
布製、不織布マスクがそろっています。
子供用GPSケース
入学準備品として用意することが多い子供用の見守りGPS。
カバー付きでない、もしくは専用ケースが高価な場合は、「ワイヤレスイヤホンケース」が使えることがあります。
反射シート
夜道の安全対策に付けておくと安心です。
傘のグリップカバー
小学生の傘は似たようなデザインが多いので、目印として付けるのもおすすめ。
帽子クリップ
帽子が飛ばされてないように、帽子クリップがあると安心です。
雑巾
100円前後で買えることが多いですが、100円ショップの雑巾は薄くて子どもでも絞りやすいです。
結構100均で大丈夫なものもあるね!
ちゃんとしたものを使わせたいってものだけしっかり選んで、消耗品はそこまで気にしなくても良さそう。
まとめ:長く使う学用品以外は100均をうまく活用しよう
今回は、【小学校入学準備で使える100均グッズ・おすすめしない100均グッズ】をご紹介しました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
※記載内容は記事執筆時のものになります。価格や内容は変更している場合がありますのでご了承ください。