本記事では、おもに乳幼児のお子さんが入院するときの【入院準備リスト】をまとめました。
筆者は子どもが2歳のときに2回緊急入院を経験し、その経験から事前にそろえておきたいものをリストにまとめました。
お子さん用とママ用に分けて表にしましたので、ぜひご活用ください。
入院グッズは、病院の入院案内を確認してから
お子さんの入院に必要なグッズは、病院によって異なります。
よって、いざ入院が決まった際は、まずは病院から渡される入院案内をご確認ください。
医療機関により、自分で準備する荷物や付き添い者の対応(付き添いにも食事が出るか、入浴できるかなど)は異なります。
筆者の場合は、
- 付き添い者は、個室のみ宿泊できる
- 大部屋は子どもが就寝するまでは滞在できる
- 付き添いの個別対応はないので、すべてセルフ
- 病衣・タオルはレンタルあり(1日500円)
- 前開きのパジャマの指定は特になかった
(看護師さんがうまく点滴の取り外しをしてくれた)
でしたので、自分の持ち物や食料を含めてのリストになります。
着替え・タオルをレンタルする方や、付き添いにも食事・飲料が提供される方などは、かなり荷物が減ると思います。
入院準備リスト(子ども用・付き添い用)
お子さんに付き添う保護者の方の荷物はついつい忘れがちなので、同じリストに入れています。
数量に関しては、一泊する際にあると安心な数を入れています。
【入院時準備リスト】
✔ | 【子ども用】 | 数 | ✔ | 【付き添い用】 |
オムツ | 20 | 保険証・診察券・医療証・お薬手帳 | ||
おしりふき | 2 | 着替え(下着・靴下なども) | ||
着替え上下 | 3 | はおりもの(カーディガン) | ||
肌着 | 3 | 洗顔・歯磨きセット | ||
パジャマ | 1 | スキンケア用品(高保湿) | ||
靴下 | 2 | バスタオル・タオル | ||
バスタオル | 2 | 食事セット(コップ・箸・スプーン・フォーク) | ||
フェイスタオル | 3 | 紙コップ・紙皿・割り箸 | ||
寝るときのタオル | 1 | 携帯充電器 | ||
ペットシーツ | 箱ティッシュ | |||
マスク | ||||
洗面道具(歯ブラシ・コップ) | 筆記用具・印鑑 | |||
箸・スプーン・フォーク・コップ | 暇つぶしグッズ | |||
食事エプロン | 化粧ポーチ | |||
手口拭き | リップクリーム | |||
サンダル | 保温ポットや保温水筒 | |||
絵本・おもちゃ | S字フック | |||
DVDプレーヤー | ビニール袋(レジ袋) | |||
ふりかけ・お菓子 | 貴重品バッグ | |||
ペットボトル麦茶・水 | サンダル | |||
WiMAX | ||||
ミニ洗濯物干し、洗濯バサミ、洗剤 | ||||
インスタント食品 | ||||
賞味期限の長いパン、カロリーメイトなど | ||||
栄養ドリンク | ||||
ペットボトル飲料 | ||||
クリアファイル | ||||
プラスチックかご | ||||
紙袋 | ||||
はさみ・爪切り | ||||
テレビカート用千円・小銭 | ||||
ライト |
子ども用であると便利だったもの
寝るときのタオルケット
いつも寝るときに使っているタオルケットは、帰宅した夫に入院グッズを持ってきてもらうときに、気づいて入れてくれました。
赤ちゃんのときから使っているタオルケットは、やはり慣れない場所で苦しく、不安なときに心のよりどころになりました。
わが家の場合はタオルケットでしたが、大切にしているぬいぐるみなどもあると子どもは安心できると思います。
(持参して良いかは事前に確認したほうが良いです。床に落として汚れがちなので、ぬいぐるみはあまりオススメしませが・・・)
食事エプロン
食事エプロンは忘れがちですが、こぼさずに食べられるようになってからも、あれば汚れを防ぐことができます。
感染症で入院している場合、基本的にベッドの上から動けませんので、終日ベッドが居住空間になります。
ベッドが汚れたら、もちろんシーツの交換などはしてもらえるのですが、小児科の看護師さんはとにかく忙しそうで、なかなかつかまりません。
なるべく自分でできることはしたいと思っています。
プラスチックかご
入院中は、1人1台床頭台(しょうとうだい)と呼ばれる台が使えます。
ベッドサイドにある、テレビが付いたキャスター付きの棚ですね。
ここに私物を入れるのですが、扉のついた棚は結構スペースがあるので、100円グッズのプラスチックかごで仕切っていました。
付き添いがいないときに子どもの入浴の時間が来たりしますので、看護師の方が分かりやすいように分類しておくと良いです。
入院中だけ使うものなので、家で余っているもので充分!
入院グッズを検索していると、 S字フック付きのプラかごが便利とあり、使ったことがありました。
でも実際に使ってみると、ベッドの柵付近は医師や看護師の方が頻繁に通りますし、点滴などの医療機器がありますので、ごちゃごちゃと私物は置かないほうがスムーズでした。
DVDプレーヤー、タブレット、幼児雑誌
症状のピークを過ぎると、子どもは徐々に元気になってきます。
ベッドの上だけだと時間を持て余してしまうので、DVDやYouTubeを観たり、幼児雑誌を一緒に見たりして過ごしました。
音が出るものはイヤホンをして周りの方に配慮する必要がありますが、小児科病はいつでもどこかで大泣きしている子がいるので、みんなそこまでナーバスにはなっていなかったです。
付き添いのお父さん、お母さんがいないお子さんは、本当にずっとずっと泣いているんですよね。
食事介助が必要な子は保育士さん来てくれたりしていましたが、基本的には処置や食事の時間以外は子どもは声が枯れるまで泣いて、頑張って一人で過ごしていました。
同じ入院でも、ねんねの頃の赤ちゃん、自分で本を読んだりゲームをしたりできる年齢の子どもだと本人の精神的負担もかなり違うんだろうなと思いました。
付き添い用であると便利だったもの
使い捨てできるもの全般
付き添いが使うものは、使い捨てできるものを選ぶと負担が減ります。
コンビニ弁当、ペットボトル、紙コップ、旅行用コスメ、紙袋など。
使い捨てはエコではないですが、子どもの看病から入院までずっと付き添っている母親はかなり疲弊しています。
付き添い以外でもやること満載なので、自宅から持ってきたマグカップを帰宅して洗ったり・・・などの家事も極力減らしたいですよね。
持ち物リストに水筒とありますが、これは負担にならない方のみにオススメします。
栄養ドリンク!!
ふだんは飲まない栄養ドリンクですが、自分を奮い立たせるために飲んでいました。

1時間だけ付き添いを代わってもらったけど、フラフラ。
でも、子どもが寝付くまではまだ病室にいないといけない。
キューピーコーワゴールドなど、本当に疲れた人用を選んで飲んでいました。
また、外食が続いて栄養バランスが乱れがちなので、意識して野菜多めの定食を食べておくことも大切です。
(コンビニ弁当続きで口内炎ができました。。。)
賞味期限の長いパン、カロリーメイト、飲料など
入院時、子どもはまだ2歳。
筆者の姿が少しでも見えなくなると大泣きで、なかなか部屋を離れることができませんでした。
入院すること自体が本人に非常にストレスであることは、母親の目から見ても明らかでした。
昼食後もちょうどよく昼寝をしてくれることもなく、お腹が空いたまま子どもが寝付くのを待っていました。
そんなときに便利だったのが、菓子パンやカロリーメイトです。
飲食可能なスペースに行って、とりあえずお腹に入れてすぐ戻ってくることができました。
いま考えるとそんなに子どもと四六時中べったり付いてなくても良かったんじゃないかと思うんですが、当時は自分が付いてなきゃ!! と必死だったんですよね。
エレベーターで下に降りてコンビニに行くのも、子どもが爆泣きするので、できませんでした。
なので、付き添い前に保存がきくものを多めに買っておくと便利でした。
筆記用具、印鑑、クリアファイル
入院中は、記入すべき書類が次々と来ますし、だいたい印鑑も必要です。
書類がすぐごちゃごちゃになってしまうので、クリアファイルがあると便利でした。
入院に関する記事はこちらもぜひお読みください。
まとめ
本記事では、筆者の経験に基づいた 子どもの付き添い入院準備リスト をご紹介いたしました。
基本的にはふだん使っている衣類や日用品を準備すればいいのですが、入院中は行動範囲が病院内・動ける時間も限られているので、想像以上に自由の利かない生活になります。
金銭面でも、タクシー代や外食代、足りなくなってその都度買う物など、出費がどんどんかさみますので、事前に準備して、節約できるところは節約しておきたいですよね。
また、お子さんが心配なあまり、お母さんが気づかずに疲れをためてしまうパターンも多いと思います。
お母さん自身の健康も大切に、お子さんの入院生活を乗り切りましょう!
あなたのお子さんが一日でも早く元気になりますように。