被災者として避難生活を送るうえであるといいとされているのが、「寝袋」。
避難所のスペースで眠るための寝具の役割だけではなく、ブランケットとしてくるまったり、着替えのときに目隠しに使ったりと、マルチに使えるアイテムですよね。
我が家には以前、いただきもののエアーマットと寝袋があったのですが、何年もしまい込んだ結果、カビが生えたり素材が劣化したりして使い物にならなくなって結局処分…。
最近災害のニュースを見て再び寝袋が欲しくなったのですが、アウトドアの趣味もないため、またしまい込んだままになるのは目に見えています。
そこで目を付けたのが、「クッションになる寝袋」です。
寝袋（シュラフ）でよくある、限界までクルクルと圧縮して極小袋に押し込むタイプではなく、正方形になるようにたたんでしまい、普段はクッションとして使えるものになります。
携帯性や軽さは圧縮タイプには劣りますが、家や車でクッションとして出しっぱなしにできるのはいい！
できれば洗濯機で洗えるタイプで、夏場はクッション、冬場はひざ掛けとして使って、いざというときに寝袋になるタイプを少しずつ揃えていこうと思います。
この記事では、「クッションにもなる寝袋」をピックアップしました。
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クッションにもなる寝袋おすすめ４つ
それでは、クッションとしても使える寝袋をご紹介していきます。
【 スノーピーク 公式】【永久保証付】snowpeak 寝袋 シュラフ SSシングル BD-105GY
まず1つ目は、テントやアウトドア用の調理器具で有名なSnow Peak(スノーピーク)の寝袋です。
- 封筒型のシンプルなデザイン
- 内側にはスマホなどが入れられるポケット付き
- 収納ケースに入れてクッションとして使える
- 2枚を連結して大きなシュラフにもなる
| 寝袋サイズ | 78×196cm |
| クッションサイズ | 49×38×20㎝ |
| 素材 | ポリエステル |
| カラー | グレー |
| 総重量 | 1.8kg |
| 洗濯機洗濯 | 可能 ※洗濯ネット使用 |
定価は6,600円（税込）。
コンパクトサイズで圧迫感がない分普段からクッションやひざ掛けとして置いておけそうです。
ミニマリストが掛布団に使っているというのも聞いたことがあります。
SONAENO クッション型多機能寝袋
2つ目のSONAENOの寝袋クッションは、子どもと訪れた防災センターに展示してあったものです。
防災アドバイザー高荷智也氏監修。
避難生活やアウトドア、車中泊などを想定した細かい工夫がたくさんの寝袋クッションです。
- 防災に特化した寝袋
- 寝袋・ブランケット・着替えポンチョとしてマルチに使える
- 顔がすっぽり隠れるフード・貴重品内ポケット付き
- 抗菌・防臭仕様
- 洗濯ネット使用で家庭で洗える
- 収納袋一体型でたたみやすい
- 枕付き
| 寝袋サイズ | 使用時約160×200cm （フード部分30㎝含む） |
| クッションサイズ | 45×45cm ＝市販のクッションカバーと同じサイズ |
| 素材 | 表地、裏地、中綿ポリエステル100% |
| カラー | オリーブグリーン、ダークグレー |
| 総重量 | 1280g |
| 洗濯機洗濯 | 可能 ※洗濯ネット使用 |
定価は12,800円（税込）ですが、楽天やAmazonでは9,000円台で売られていました。
エムール 寝袋 シュラフ クッション・掛け布団になる コンパクト 洗える
SONAENOの寝袋はちょっと高いという方は、エムールの寝袋がおすすめ。
- マットレスやベッド、家具などを販売するメーカーの寝袋
- 掛ける、包む、支えるの機能を備えたマルチスリーピングバッグ
- 掛布団を半分に折ってファスナーを閉めると寝袋に早変わり
- 2つのファスナーポケットから両手を出せる
- 不織布製の専用収納ケース付き
| シュラフサイズ | 掛布団スタイル：約幅140×高さ190cm 寝袋スタイル：約幅70×高さ190cm |
| クッションサイズ | 約幅42×高さ42cm |
| 素材 | 上下生地：ポリエステル85％、綿15％(プリント生地・抗菌加工) 中生地：ポリエステル100％ 中材：ポリエステル100％、 ダウンタッチファイバー(吹込わた)約450g |
| カラー | グレー |
| 総重量 | 約1,325g (専用収納ケース込み) |
| 洗濯機洗濯 | 可能 |
定価は5,000円前後なので、家族分を揃えやすいですね。
あまり寝袋っぽくないデザインなので、来客用にそろえておくのもおすすめ。
実際に使ってみました。防災グッズにおすすめ！エムールウルトラコンパクトシュラフレビュー
HOTαあったか寝袋クッション
- サラッとした表生地と、起毛生地のリバーシブル
- 寝袋、掛布団、クッションとして使える
- 中綿は吸湿発熱加工なので、寒冷地や寒い時期におすすめ
| 寝袋サイズ | 140×190cm |
| クッションサイズ | 45×45cm |
| 素材 | 表側・裏側：ポリエステル100％ 中綿：ポリエステル・レーヨン |
| カラー | ブラウン |
| 総重量 | 1040g |
| 洗濯機洗濯 | 可能 ※洗濯ネット使用 |
寒がりの方、価格をリーズナブルに抑えたい方は、4,300円前後で買えるこちらがおすすめ。
内側が起毛生地なので、毛布に包まれているように温かさを感じることができます。
今回ご紹介したクッションになる寝袋は、本格的に冷え込む季節には寒いのでインナーシュラフとあわせて用意しておくのがおすすめです。
コンパクトな枕も少しずつそろえたいです。
まとめ：クッションで簡単防災
今回は、ふだんはクッションとして使える寝袋をご紹介しました。
- 防災グッズとして寝袋を選ぶなら、クッションになるタイプがおすすめ。
- ふだんはリビングや車に置いておき、クッションやひざ掛けとして使う。
- しまい込まずに出しっぱなしにすることでいざというときの避難生活で役立つ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
※記載内容は記事執筆時のものになります。価格や内容は変更している場合がありますのでご了承ください。