生まれたときから車に乗っているのに、最近車酔いがひどくなってきた。
実は、車酔いは学童期以降から表れることが多いそうです。
わが子もそのパターンのようで、幼児期から車のにおいに敏感で「気持ち悪い」と言うことが多かったのがですが、小学生になってそれが顕著になってきました。
車に乗る機会は週末のお出かけぐらいですが、ときには高速を使ってロングドライブをすることがあります。
学年が上がれば、大型バスに乗って遠出をすることもあるでしょう。
飛行機や船も…。
乗り物酔いしやすい体質・時期はありますが、できるだけ移動を快適に過ごして欲しいと思い、下記4つの乗り物酔い対策をしてみました。
小学生の乗り物酔い対策①:車内の徹底消臭
まず最初におこなったのが、車内の消臭対策です。
以前から置き型消臭ビーズを置いていましたが、子どもは車に乗った途端においを感じて顔をしかめてしまいます。
大人も新車のシートや、ガソリンスタンドでガソリンのにおいを感じることはあるものの、長年嗅いできているせいか、長時間気になることはありません。
でも、どうやら子どもには乗車中ずっとにおいが気になるようなので、車用の消臭対策を改めて調べてみました。
ということで、車用消臭剤を比較検討して選んだのがこれ。
安定化二酸化塩素という成分が気化することで、車内のにおいを消臭。
さらに、空気中に漂うウイルスを除菌します。
二酸化塩素は飲食店や医療機関でも使われており、安全性が高い成分とのこと。
設置する前に、半透明のゲルに粉末の粉をふりかけてふたをしめます。
車内のドリンクホルダーに入るサイズで、固定用の両面テープ付き。
夏場では1か月、冬場では2か月程度効果が持続します。
さっそく車内に置いてみたところ、大人は確かににおいが減っていると感じました。
嗅覚が敏感な子どもはまったく感じないとまではいかないかな?
すでに車内のにおいが取れなくてお困りの方は、スチームタイプで一度徹底消臭するのがおすすめ。
消臭ゲルを買い替えるのが面倒な方は、車載用のイオン発生機を設置するのもあり。
小学生の乗り物酔い対策②:乗り物酔いを緩和・予防するお菓子を常備
小学生の乗り物酔い対策の2つ目は、気分が悪くなる前後に食べるお菓子を常備することです。
ネット上でいろんな声を調べましたが、乗り物酔いに効くお菓子は個人差がありますね。
梅味やレモン味のお菓子で気持ち悪いのがマシになる。
フリスクとかクロレッツとかのスース系をいつも持ち歩いてるよ。
我が家の場合は、子どものお菓子の好みが結構はっきりしているので、梅味とレモン味が良さそうだと考えました。
国産のうめ飴
梅味の飴(キャンデー)はコンビニやスーパーでも気軽に買えますが、酸味や甘味など、好みがあるのでとりあえず甘めのものをチョイス。
原材料は、砂糖(国内製造)、水飴、食塩、うめエキス、はちみつの5つだけ。
食塩入りなので、熱中症の季節にも良さそうです。
はちみつの甘味で酸味はほとんど感じないので、酸っぱいのが苦手な方でも食べやすいです。
ハーブミント飴 デリシャスミント
スースー系のミントキャンディー、子どもは苦手ですが大人用で買いました。
こちらもシンプルな原材料で安心。
ハーブエキスが21種類入っています。
上記2つは成城石井で購入しました。
無印良品 ソフト種ぬき干し梅、はちみつねり梅
無印良品には梅味のお菓子が充実しています。
いくつかある梅味のお菓子から選んだのが、「ソフト種ぬき干し梅」と、「はちみつねり梅」です。
原材料は下記の通り。
「はちみつねり梅」に人工甘味料が入っているのが残念…。
試しにドライブ中に食べたところ、梅の酸っぱさが気分転換になるようでした。
レモン味や梅味のお菓子はコンビニでも手に入るので、ドライブの途中で買ってもいいですね。
筆者も胃がムカムカしやすいので、よくかむかむレモンを食べていました。
小学生の乗り物酔い対策③:乗り物酔い防止バンドを付ける
乗り物酔いの対策3つ目は、乗り物酔いに効果がある手首のツボを刺激するリストバンドを手首に付けることです。
リストバンドには布製やシリコン製などがあり、手首の内関(ないかん)のツボを刺激する効果があります。
参考 乗り物酔いに効くツボ アネロン【エスエス製薬】
https://www.ssp.co.jp/aneron/measures/tsubo.html
内関(ないかん)は、手の付け根から指三本分下にあるツボで、吐き気や嘔吐、胃痛、胸やけなどに効果があると言われています。
有名なのは英国シーバンド社製の「スッキリバンド」で、子ども用サイズがあるので一度買ってみようと思います。
水洗いOKのシリコーンゴム製で12段階に調節できる「オスト」もおすすめ。
小学生の乗り物酔い対策④:乗り物酔い止めの薬を飲む
乗り物酔い対策の最後は、乗り物酔いの薬を服用することです。
我が家はまだ飲んだことがありませんが、酔ってからでも飲めるタイプがあり、薬の形状もラムネやドリンクタイプなど、水なしで飲めるタイプがほとんど。
十分な睡眠を取る、満腹・空腹時は避ける、下を向いて本や画面を見続けない、などの基本的な乗り物酔い対策をしたうえでうまく活用していくのがおすすめです。
いくら乗り物酔い対策をしていても、その日の体調や道路状況によって場合によっては吐いてしまうケースも…。
お出かけの持ち物にエチケット袋を加えておくと安心です。
吐いてしまったあとは消臭スプレーで対策。
まとめ:乗り物に乗ることが怖くならないように
今回は、乗り物酔いが増える学童期以降におすすめの酔い止め防止対策4つをご紹介しました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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