今回、家族用にセリアの「もしもに備える情報ノート」を買ってみましたので、その中身をご紹介します。
最近はエンディングノートの認知度が上がり、葬儀社サイトや、自治体の終活セミナーなどで入手できるようになりましたが、100円ショップでも手に入ります。
個人的にはダイソーよりセリア派!
透明カバー付きで手帳のように使えるのが良かったです。
エンディングノートを気負わずに用意したい方は、ぜひチェックしてみてください。
セリア「もしもに備える情報ノート」の中身
こちらがセリアの「もしもに備える情報ノート」です。
100円ショップによくある手帳と同じA5サイズで透明カバー付き。
40ページあります。
薄くて持ち運びしやすい。
ダイソーにもエンディングノートとして使えるノートがあります。
基本情報、資産、健康、ペットなど、書きたいカテゴリーのノートを選ぶタイプで、1冊にまとめたい方はセリアがおすすめ。
それでは、以下で中身をチェックしていきましょう。
タイトル 日付欄
ノートの見返しは、もしもに備える情報ノートの書き始め・書き終わりが記入できます。
はじめに、使い方
続いて、目次と、もしもに備える情報ノートの使い方です。
基本情報から、資産情報、ID・パスワードの情報、介護やお墓まで、一般的なエンディングノートの情報が網羅されています。
将来遺言書を書く際のたたき台としても使えそうです。
各ページには「記入日」記載欄があります。
定期的に見直して書き換えられるよう鉛筆や、消せるボールペンなどの使用がおすすめ。
基本情報
各種証明書はマイナンバーカードも書ける最新版で、保管場所欄があるのも良いですね。
財布、パスケース、自宅の引き出しなど、重要な書類は案外バラバラに保管されていると思いますので。
世帯主でない場合、自分の本籍が正確に分からないことも…
住所変更をしたけれど、本籍を変えていない方は本籍が正確に書けないと戸籍謄本が取得できません。
自治体によってはコンビニ交付に対応しているケースもあります。
この場合はコンビニのキオスク端末(マルチコピー機)で事前申請すれば、コンビニ交付が可能です。
筆者の場合は本籍がある自治体が対応していませんでしたので、役所で申請時に必死に本籍を思い出しました…。
家系図、家族一覧
家系図と家族一覧は、筆者が持っている下記コクヨのノートと重複していますが、家族分全部を書いているので、一人分を分けておくのも必要ですね。
コクヨのエンディングノートは、自分のデジタル情報が多すぎてうまく使いこなせませんでした。
親族一覧、知人・友人一覧
家族であっても友人・知人の連絡先は知らないことが多いので、万一の際に連絡先があると助かります。
一般のエンディングノートよりは記載欄が少ない感じですが、我が家は十分な量でした。
預貯金について、不動産について
死亡後の手続きで即必要になる、資産の情報です。
年齢を重ねるごとにいろいろなものを保有していることでしょう。
とくに不動産は「無い」と分かるだけでも、残された家族は助かります。
保険について
保険の情報は家族で共有していることが多いですが、契約時のパンフレットや、保険証書をしまい込んで忘れていることもしばしば。
我が家は上記コクヨのノートと、自作Excelシートと情報が重複していますので、コピーを貼るか、保管場所を明記します。
携帯電話・パソコンについて、IDとパスワードについて
契約している本人にしか分からないことが多いデジタル遺産は、主要なものだけでも書き留めておくと安心です。
大事な物について、ペットについて
家族が関与していない大事な物や、ペットに関する情報もまとめておけます。
介護について、告知・延命処置について
エンディングノートで重要な、自分の意思が伝えられなくなったときにどうして欲しいかの情報です。
筆者は家族にインタビューする形で希望を代筆しました。
人によっては縁起でもない、そんなことは考えたくないという人もいますので、さりげなく聞いて代筆するのも手ですね。
葬儀について、お墓について
葬儀や、お墓のことは考えたくない、考えないようにしている方もいるでしょう。
ただ、亡くなってすぐに考えなければならないのが葬儀とお墓のことになるので、できるだけ希望を書いておくとあれこれと悩まずに済みます。
わたしの事
自分の人となりを使えるプロフィールページは、最初に書きやすい項目です。
書けるところから書いておくといいでしょう。
思い出のページ
思い出を振り返るページです。
大切な人へのメッセージ
死はいつ訪れるか、誰も分かりません。
感謝の気持ちを伝えたい人がいたら、書いておくといいでしょう。
フリーページ、最後のページ
最後はエンディングノートを読んで欲しい人の名前を書く欄です。
以上の項目を全部埋めたら、もしもの際の手続きのガイドになるでしょう。
相続までを含めたくわしい手続きは、下記の本を購入しました。
自分の分はこの本の付録のエンディングノートを活用したいと思います。
まとめ:必要な情報がコンパクトにまとめられる
今回は、セリアの「もしもに備える情報ノート」の中身をご紹介しました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
※記載内容は記事執筆時のものになります。価格や内容は変更している場合がありますのでご了承ください。