この記事は、ベビーシート・チャイルドシートからジュニアシートの買い替えをご検討の方向けになります。
赤ちゃんのときから乗っていたチャイルドシートは3・4歳を超えると窮屈になってくるので、ジュニアシートへの買い替えが必要になってきます。
でも、いざジュニアシートを買おうとすると、種類が多くてどれを選んでよいか分からなくなってしまいますよね。
そこで今回は、ジュニアシートを買う前に最低限押さえておきたいポイントと、1万円以下のオススメ商品10選をピックアップしました。
- チャイルドシートの種類
- 道路交通法のジュニアシート使用義務
- ジュニアシートの種類
- 1万円以下のオススメ商品10選
をまとめています。
そろそろジュニアシートに買い替えたい方は、ぜひチェックしてみてください♪
チャイルドシートの使用義務や種類をざっくりおさらい
まずは、チャイルドシート・ジュニアシートの種類や、そもそもなぜチャイルドシートを使用しなければならないのか、使用義務をおさらいしておきましょう。
チャイルドシートは主に3種類
子どもを車に乗せるときの補助シートには、おもに次の3種類があります。
- ベビーシート(生まれてから1歳ごろまで)
- チャイルドシート(1歳から3、4歳まで)
- ジュニアシート(3、4歳から身長140cmを超えるまで)これから選ぶタイプ
それぞれに兼用モデルがあります。なかには、ベビーシートからジュニアシートまで10年以上使えるものもあります。
ベビーシート・チャイルドシートに関しては、出産準備の際にいろいろ調べてご購入されたと思います。わが家では、ベビーシート・チャイルドシート兼用モデルを使っていましたので、今回買い替えになりました。
次の項目では、そもそもジュニアシートはいつまで使用する義務があるのかを確認していきます。
6歳未満はジュニアシートの使用が義務化されている
6歳未満の幼児を乗せて自動車を運転するときは、チャイルドシート・ジュニアシートの着用が道路交通法で定められています。
自動車の運転者は、幼児用補助装置(幼児を乗車させる際座席ベルトに代わる機能を果たさせるため座席に固定して用いる補助装置であつて、道路運送車両法第三章及びこれに基づく命令の規定に適合し、かつ、幼児の発育の程度に応じた形状を有するものをいう。以下この項において同じ。)を使用しない幼児を乗車させて自動車を運転してはならない。
出典:「道路交通法第71条の3第3項」(警察庁) https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/anzen/childseat.html
もし着用しなかった場合は交通違反となり、違反点数1点となります。(反則金はありません)
- 6歳以降は交通違反にはならないが、子供の身長が140cmになるまでは着用したほうが良い。
⇒ シートベルトが最低140cm以上ある人を想定して設計されているため。140cm未満の子どもが大人用のシートベルトを締めると、首や顔に当たってしまう。 - ジュニアシートも後部座席に設置するのがベター。
⇒ 助手席のエアバッグが作動した場合、未成熟の子どもの体に激しい衝撃となるため。
ということになります。
それでは、次にジュニアシートにはどんな種類があるのかをチェックしていきましょう。
ジュニアシートの種類
ジュニアシートは、おもに次の3種類があります。
- 背もたれ・ヘッドレスト付き
- 背もたれなしのブースターシートタイプ
- 大人用シートベルトを利用する補助ベルトタイプ
座席への固定の仕方は、おもに次の通りです。
- ISOFIX固定式
- シートベルト固定式
- 上記のどちらにも対応するもの
- ブースターシートは、クッションのように座面に置く
ジュニアシートの使用義務や種類についてざっくりと学んだところで、1万円以下で購入できるオススメのジュニアシート10選を見ていきましょう!
1万円以下で購入できるジュニアシート
ジュニアシートの価格帯は、3,000円前後で買えるブースターシートから、5万円前後するものまであります。あまり安いものは、安全性や耐久性が気になりますよね。
そこで、以下で1万円以下で購入できる安全性の高いモデルをご紹介いたします。
座面のみのブースタータイプ、補助ベルトタイプ、ブースター&背もたれのタイプがありますので、お子さんに合うものをチェックしてみてください。
ブースタータイプ(座面のみ)
グレコ コンパクトジュニア
座面の高さを補うシートです。背もたれ部分が不要になったお子さん向け。
持ち運びやすいので、ほかの車でも気軽に使うこともできます。大人のシートベルトをお子さんの体型に合わせて調節できる、後述のスマートキッズベルトと併用すると、なお安全です。
補助ベルトタイプ(現在1種類のみ)
メテオ スマートキッズベルト
ポーランド製の新しいタイプのシートベルト補助ベルトです。EUやUS基準でのクラッシュテストに合格し、安全認証を取得済み。日本国内でもEマークに適合しています。
背もたれ・ヘッドレスト付き(ブースター取り外し可能)
これまでのチャイルドシートと同じ形の背もたれ・ヘッドレスト付きのジュニアシートです。
カラー・デザイン豊富なグレコと西松屋のオリジナルブランド「マムズキャリー」のジュニアシートをご紹介します。
まずは、グレコのジュニアシート。
- ブースターシートが取り外し可能。
- カバーは手洗いできる。
- 内側に収納できるカップホルダーが左右についている。
- 男の子・女の子が好むキャラクターデザインが選べる。
- カラーズとDXの違いは、クッション性の高さ=座り心地の良さ。
GRACO(グレコ) ジュニアシート ジュニアプラス メトロポリタンGR
GRACO (グレコ) ジュニアマキシカラーズ(ピンク)
GRACO(グレコ) ジュニアシート ジュニアマキシプラス カーズ
GRACO(グレコ) ジュニアシート ジュニアマキシプラス シャイニープリンセスPK
ここから座り心地がUPしたDXシリーズになります。長時間ドライブが多いお子さんにはDXがおすすめ。
GRACO(グレコ) ジュニアシート ジュニアプラスDX カラフルドット
続いて、女の子が喜んで乗ってくれるキャラクターものです。
車のデザインとの兼ね合いもあるかもしれませんが、チャイルドシートを嫌がるお子さんは、「自分だけの特別なイス感」が高まるでしょう。
GRACO(グレコ) ジュニアシート ジュニアプラスDX ハローキティ
GRACO(グレコ) ジュニアシート ジュニアプラスDX マイメロディPK
最後に、西松屋の「マムズキャリー」のジュニアシートです。
- 1歳から11歳ぐらいまで長く使える。
- 最初はベルト付きのインナークッションを使い、ジュニアシートに移行したら、車のシートベルトを通すタイプ。
- 日本国内で採用された、厳しい欧州安全基準(ECE R44/04等)に準拠。
マムズキャリー・ベビーFUNハーネスハイバックシートネオ
お子さんに合ったジュニアシートは見つかりましたか?
まとめ:用途に合わせてジュニアシートを選ぼう
チャイルドシートを卒業した3、4歳以降も、法律(道路交通法)上では、6歳まではジュニアシートの着用義務があります。
大人のシートベルトが使える身長140cmを超えるまでは、お子さんの体型に合ったジュニアシートを選びたいですね。
家族以外の車に乗ることも想定して、ブースターシートやスマートキッズベルトも組み合わせるとより安全です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
※記載内容は記事執筆時のものになります。価格や内容は変更している場合がありますのでご了承ください。