今回は、普段はクッションとして使える寝袋「エムール ウルトラコンパクトシュラフ」のレビューをご紹介します。
とくにアウトドアの趣味がない筆者は寝袋を持っていませんでしたが、毎年のように続く災害のニュースを見て避難生活にそなえて用意しようと購入してみました。
検討した商品はこちら▶ 防災グッズで寝袋を買うならクッションになるタイプがおすすめ
ただし、断捨離を経てできるだけモノを増やしたくない、管理は簡単にしたいので、寝袋以外の用途を備えたシュラフを選びました。
ということで、日常的に使える寝袋でした。
以下でくわしくご紹介します。
エムール ウルトラコンパクトシュラフのレビュー
こちらがエムールのウルトラコンパクトシュラフが届いた状態です。
色はグレーのみ。
ユニセックスで誰でも使いやすいデザインです。
ウルトラコンパクトシュラフのサイズ
中国製で、掛布団形状時(最大サイズ)が【140×190cm】になります。
シュラフサイズ | 掛布団スタイル:約幅140×高さ190cm 寝袋スタイル:約幅70×高さ190cm |
クッションサイズ | 約幅42×高さ42cm |
平均的な成人男性でもすっぽり入れました。
ウルトラコンパクトシュラフの組成(素材)
表面は抗菌加工された綿混のポリエステル生地で、中わたはポリエステル100%。
一般的なクッションとの比較
左の白いクッションが自宅にある一般的なクッションです。
サイズはほぼ同じで、クッションとしても十分に使えます。
寝袋の厚みがある分、もっちりした厚みのあるクッションになります。
たたみ方は動画で確認
ウルトラコンパクトシュラフのファスナーを開くと、寝袋部分がたたまれています。
クッションケース一体型で、収納袋を失くす心配がありません。
付属の紙に、2通りのたたみ方の動画URL(QRコード)が書かれています。
最終的に正方形になるようにたたむだけなので難しくありません。
一般的な寝袋のように極小袋にぎゅうぎゅうに押し込む必要がないので割とたたみやすいですね。
ちなみにシュラフのたたみ方です。
まずはエムールのロゴがある面を裏にして全体を広げて、左右から2マス分ずつ縦に折ります。
次に上から3マス分ずつ折りたたんでいきます。
布団を内側に押し込んでファスナーを閉めたら…
クッションになりました。
これでソファや床でクッションとして使うことができます。
寝袋には珍しく、専用の手提げ袋付きです。
ウルトラコンパクトシュラフの掛布団スタイル
こちらがウルトラコンパクトシュラフの掛布団スタイルです。
すべて広げると枠に入らないので両端を折っていますが、ファスナー全開にすると薄手の掛布団になります。
サイズ的にも十分掛布団として使えます。
すべすべの手触りがとても気持ちいいです。
ウルトラコンパクトシュラフの寝袋スタイル
ウルトラコンパクトシュラフの封筒型寝袋スタイルはこちらになります。
最近の寝袋によくある、両腕を出すための穴が2つ開いています。
スマホを操作するときなどに腕だけを出せるので肩回りが冷えにくくなっています。
ファスナーを開閉することで温度調整が可能ですね。
ウルトラコンパクトシュラフのメリット
一通りチェックして洗濯してみたところで、さっそく寝袋を使ってみました。
軽いけどあったかい
薄手の掛布団状ではありますが、封筒型の寝袋にすっぽり入るととても温かいです。
毛布と違って足元まですっぽり包まれるので精神的にも落ち着けます。
屋外でプライバシーを保ちながら寝る際も良さそうです。
子どもが入ってみましたが、寒い日だったので、ずっと入ったままでしたよ。
掛布団感覚で使える
ほかの寝袋を使ったことがないので比較はできませんが、表面の手触りとふんわり感が心地よく、掛布団感覚で使えると思いました。
真冬の寒い夜に掛布団の上に重ねて寝たり、ゲストの寝具としても使えそうです。
夏場の掛布団にも良さそう。
カバー無しなので、カバーの着脱・洗濯不要。
クッションとして使っても部屋に馴染む
シンプルなデザインの寝袋なので、クッションスタイルで部屋に置いておいても違和感がありません。
出しっぱなしにできるのがいいですね。
購入時期が冬ということもあり、畳まずに寝袋スタイルのままひざ掛けなどにも使っています。
あったかい…。
コスパがいい
クッションになる寝袋のなかでは5,000円前後とリーズナブルなわりに、3WAYで寝心地がいいのでコスパがいいです。
家用、車用と分けて持つのもいいかもしれません。
ウルトラコンパクトシュラフのデメリット
機能・価格的におおむね満足のエムールのコンパクトシュラフですが、気になるところもありました。
ファスナーの開閉がスムーズでない
ウルトラコンパクトシュラフは、クッション時・寝袋時のダブルファスナー仕様ですが、YKKのファスナーではないので開閉がスムーズでないときがあります。
とくにスライダーを根元にかませるときになかなかうまく入りません。
一度入ればその後はスムーズですが、ファスナーが布団部分より先に破損しないといいなと思います。
寝袋クッションの形状上ファスナーの開閉回数が多いので、日本製のファスナーならなお良かったですね。
1枚では床が固い、寒い
今回ウルトラコンパクトシュラフは室内で使ってみましたが、屋外では真夏以外寒そうです。
夏用の掛布団が封筒タイプの寝袋になった感じなので、寝袋マットで床の固さや冷気を防ぐのはもちろん、インナーシュラフを入れて保温することが必要になります。
ということで、インナーシュラフも買い足しました。
インナーシュラフもしまい込まずに秋冬のブランケットとして活用したいと思います。
サイズ的には掛布団なのでひざ掛けには大きいのですが、寝袋よりたたみやすいので半分に折ってひざ掛けにしたりしています。
昼寝用にもぴったり♪
まとめ:普段使いできる防災グッズ
今回は、「エムール ウルトラコンパクトシュラフ」のレビューをご紹介しました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
※記載内容は記事執筆時のものになります。価格や内容は変更している場合がありますのでご了承ください。