保育園にお子さんを預けるお母さんは、共働きがほとんどです。
家事育児と仕事の両立でただでさえ毎日バタバタなのに役員の仕事なんて無理!!
と思っている方がほとんどではないでしょうか。
かくいう筆者の園も同じで、例年役員が決まらないことが多かったです。
年長に進級してしばらく経った頃、先生から卒園委員をやってもらえないかと打診がありました。
少し悩みましたが、保育園最後の年なのでやってみることにしました。
今回は、保育園の役員の仕事を振り返ってみようと思います。
結論としては、大変だったけどやって良かった! です。
保育園の役員の仕事がどんな感じなのか知りたい方はぜひ参考にしてみてください。
引き受けたのは卒園委員
今回引き受けた役員は、年長クラスの卒園委員でした。
進級時はコロナ禍で休園や家庭保育推奨が続いていたため、保護者会や懇談会はずっと中止の状態でした。
例年は年度初めに決める役員決めができずに先生が個別に保護者に声掛けをしていましたが、6月まで役員が決まらなかったとのこと。
そんななかで引き受けた役員のお母さんは4名。
まずは、顔合わせを兼ねた打ち合わせをしました。
園関係者と役員で前年度までの流れを確認し、園との窓口担当を決めました。
保育園生活のほとんどがコロナ禍だったため、連絡先を知っているお母さんがいないなかでのスタートになりましたが、とりあえずほかのお母さんがLINEグループを作ってくれて筆者もそこに参加しました。
周りの園でもだいたい卒園式に対応する保護者の役員があり、卒園アルバムを作る園は保育園の場合少ないようですが、謝恩会は保護者が仕切るようです。
卒園委員の仕事内容
卒園委員の仕事内容は大きく2つ。
- 卒園アルバム作成
- 謝恩会の幹事や、動画作成、記念品・花束等の購入
筆者はなんとなくの流れで、書記や案内作成、卒園アルバムを担当しました。
卒園アルバムを作るのは一番大変なので、2人体制です。
具体的にどんな仕事があるかというと…
- 卒園アルバムに関するアンケート配布、集計
- 卒園アルバム業者の選定やアカウント作成、業者とのやりとり
- 撮影スケジュールを立てて園と日程調整、撮影者の割り振り
- 随時撮影
- アルバムのページを作成していく
卒園アルバムは12月末に入稿のため、翌年以降も謝恩会関係のサポートもやっていました。
前任者のお母さんからは聞くことはできない(卒園済み)ので、過去の資料を確認しながらの作業となりました。
上のきょうだいがいるお母さんに当時のことを聞けると助かります。
ひとりママ友に聞いてくれるお母さんがいました。
困ったこと
卒園委員は前任者からの引継ぎもなく手探りの状態。
実際にやろうとするといくつもの困ったことが起きました。
対面の打ち合わせができない
卒園委員で困ったことのひとつは、対面での打ち合わせができなかったことです。
コロナ禍ということもありますが、それぞれ多忙なお母さんたちがピンポイントで予定を合わせるのはとても難しく、結局卒園式間際まで、全員がそろったリアルな打ち合わせはできませんでした。
送迎時間も違うため送迎のタイミングでちょこっと話すこともできず…。
グループLINEでオンラインでやりとりはできるものの、なかなか協議をするのは難しいんですよね。
卒園アルバムに関して細かいところを詰めていきたかったのですが、途中で諦めて担当者として決めたことを事後報告することにしました。
結果としては、このやり方で十分だったかなと思います。
今後、コロナ禍が終わったら以前のようにカフェや各自の家で集まったりできるかもしれませんが、保育園の場合土日も多忙でしょうからなかなか難しいですね。
意外とPCを持っていない
あとは、パソコンを持っているお母さんがメンバーの半分だったことですね。
いまはスマホだけでパソコンを持っていないご家庭も多いです。
スマホやタブレットだけだと、パソコンのような事務作業が難しいので、必然的にお知らせ作成やアルバム作成は、パソコンを持っている筆者がメインとなりました。
園に確認してもらう記録媒体も役員自前のものです。
ある友達のところは、スマホを持っていないママがいて、LINEでまとまったことをガラケーママにメールで個別で伝えたりしなければならなかったとか。
でも、動画作成は、スマホだけでサクサクっと作ってくれたお母さんがいたので、そこは得意分野でやっていけばいいかなという感じです。
良かったこと
続いて、卒園委員をやって良かったことです。
保育中の子どもたちの姿が見られた
卒園アルバムの写真は基本的に卒園委員が撮影した画像を使いますので、日常生活や行事の場面を撮影することになります。
長く残るアルバム用の写真なので最初はプレッシャーを感じましたが、とにかく保育中の子どもたちがかわいかったです!
顔と名前を覚えてくれたり、気さくに話しかけてくれたり、預かっている間は決して見ることができない保育中の子どもたちの姿を見られたのは貴重な経験でした。
また、先生方のプロの動きもさすがだと思いました。
イベントでテンションが上がっている子どもたちをうまく誘導して、安全を守りながら笑顔を忘れない。
これは撮影してたからこと見られた景色だと思います。
保育園に貢献できた
卒園委員を引き受けたことで、5年間お世話になった保育園に少しでも恩返しができたことも良かったです。
とくに謝恩会では、先生方や職員さんにお礼の気持ちを伝えることができました。
子どもたちは、担任の先生以外にもたくさんの職員の方に見守られ支えられていました。
ママ友ができた
コロナ禍で保護者会が長いこと開催されず、親しく話せるお母さんもいなかった筆者ですが、卒園委員を通じてつながることができたことも大きな収穫です。
委員のお母さんはなり手がいない役員を引き受けてくださっただけあって、皆さんとてもいい方たちでした。
きっと仕事や家庭でそれぞれの能力を発揮しているんだろうなと思います。
小学校生活でもママ友情報は貴重なので、引き続きつながっていければなと思います。
まとめ:母にとっても貴重な人生経験
卒園式が終わるまで、無事に務められるか不安だった卒園委員。
終わってホッとしました。
結果的には、役員のお母さんの得意分野を活かした仕事配分ができたなと思います。
共働きをしながら役員もなんて…と思う方も、ぜひ機会があればトライしてみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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