幼児のうちから理系脳を育てたい方には、ぜひ科学館へ足を運んでみませんか?
入館料数百円(幼児は無料が多い)で、展示物は見るだけではなく、手を触れたり動かしたりと、まだ文字が読めない子でも楽しめるものが多いです。また、主に週末に開催される実験ショーや科学実験教室は小学生以降の習い事感覚としても使えます。
今回は、横浜市磯子区にある「はまぎん こども宇宙科学館」に年少娘と行ってみた体験内容や口コミ、会員制の「洋光台サイエンスクラブ」などをご紹介します。
比較的時間に余裕がある低学年の休日は、本物が体感できる学べるスポットでGO!
日常生活でも科学する心は育てられます!
「はまぎん こども宇宙科学館」の基本情報
はまぎん こども宇宙科学館は、JR京浜東北・根岸線の洋光台駅から徒歩3分。駅のバスターミナルから横断歩道を渡ると見えるスーパー「オリンピック」の裏側にあります。
住所 | 神奈川県横浜市磯子区洋光台5-2-1 |
アクセス | JR京浜東北・根岸線 洋光台駅下車 徒歩3分 |
電話番号 | 045-832-1166 |
開館時間 | 9:30~17:00 (入館は16:00まで) |
休館日 | 第1・3火曜日 年末年始・臨時休館 |
入館料 | 大人400円、小・中学生200円 |
プラネタリウム 入場料 | 大人600円、小・中学生300円、 4歳以上300円 |
公式サイト | https://www.yokohama-kagakukan.jp/ |
入口では、新型コロナウイルス感染対策として、代表者の氏名・連絡先・体調を記入して窓口に提出します。あわせて検温・アルコール消毒をおこないます。
ということで、チケット売り場で1,300円(大人400円・プラネタリウム大人600円・子ども300円)を支払いました。
飲食・乳幼児向け施設は?
- 1階に「コスモカフェ」があり、軽食やデザートが食べられます。
※座席数が少ないので、週末は混むかもしれません。 - B1階の「休憩室」では、テーブルとイス、自販機があり持ち込みのお弁当などが食べられます
- 多目的トイレ、ベビーシート(おむつ替えスペース)、ベビーキープ、授乳室があります。
※各階にはありません。 - ベビーカーが入れない場所にはベビーカー置き場がありました。
- 水まわりの設備は全体的に古めで、水洗トイレは井戸水を使っているそうです。
はまぎん こども宇宙科学館は駅近なので、駅前でランチして戻るのもOK。
チケットを見せれば当日限り再入館できます。
プラネタリウムは子ども向けプログラムが2つ
はまぎん こども宇宙科学館に行ったらぜひ見ておきたいのが、プラネタリウムです。
子ども向けのプログラムがあるので、小学生未満のお子さんでも十分楽しむことができます。
今回の投影スケジュールは下記のとおりでした。
- 11:30 名探偵コナン
- 13:00 ちびまるこちゃん
- 14:30 名探偵コナン
時間的にベストだったので11:30のコナンにしたのですが、そもそもコナンをよく知らない子どもにはあまり興味を持てなかったようで…
コナン30分、横浜の星空解説15分=45分も4歳児には長すぎたようで早々から飽きてなかなかじっとしていられません。
座席は2席分あけての観覧で、家族であっても離れて座るので、ひとりで座って見ていられない子にも厳しいかもしれません。
でも、実際の空では見ることができない満天の星空を見て、自分の星座の話も聞いて、初プラネタリウムを楽しめたようです!
身体を動かす展示物がたくさん! 遊びながら科学が学べる
はまぎん こども宇宙科学館のテーマは「宇宙科学」なので、内容的には幼児には難しいのですが、身体を使って楽しめる展示物がたくさんあるので、遊び感覚で科学を楽しめます。
例えば…
あそびの広場・特別展示室(B2階)
巨大なロボット「ロボットBe-2」は中に入ってはしごを登ったり、すべり台を滑ったりできます。
子どもは暗い中に入るのが怖かったようで、1回行っただけでした。
また、新型コロナの影響で、不特定多数の人が触れる場所(エレベーターのボタンや展示物のスイッチなど)には、ウイルスのシールが貼ってあります。
子どもは、「コロナウイルスが付いてるから触らない」と言ってなかなか触りません。
言ってることは正しいし、素直なんだけど困った。
反対側の壁面では10種類の動物パズルを自由に敷き詰められます。小学校2~3年の算数レベルですが、子どもは熱心にやっていました。
階段下のスペースを利用した「プレイハウス」は現在閉鎖中ですが、なかには犬型ロボット「アイボ」がいて、話しかけるとアイボが応えてくれますよ!
今回はアイボがラジオ体操をしてくれました~。
宇宙トレーニング室(3階)
宇宙飛行士になるためのトレーニングを、身体を使って体感できるスペースです。
月の重力でのジャンプが体験できる「月面ジャンプ」など、小学生以上の展示物もありますが、小さいお子さんでも楽しめる知育玩具もあります。
子どもはUFOキャッチャーのようなアームを操作して、制限時間内に何個の積み木を詰めるかを試す展示物を熱心にやっていました。
宇宙飛行士って過酷な環境(閉塞空間・無重力)に耐え、
限られた時間・リソースで1点集中して
ものすごく細かい仕事をしなきゃいけないのね…
自分の手は使えないし。
そのほかにやったこと
- 宇宙船長室(5階)で隕石を触ったり、スペース・シミュレータ、惑星レールなどで遊ぶ。
- 宇宙研究室(2階)でプラズマボールを触ったり、放電ショウを見たり。
- 1階・3階・5階にある対話ができるロボットとすべてやりとり。
- ミュージアムショップで自分の星座の消しゴムを買う。
コスモカフェ(1階)では、こどもカレーとハヤシライスを食べました!
平日なので密にならずにランチできました。
しかも、1つ500円(税込)未満のメニューばかりでお財布にも優しい。
ランチ後はぼちぼち帰ろうかと思っていたら、
もっと遊ぶ!!
となかなか帰れず、親はぐったりの初科学館体験でした!
小学生からはワークショップに通いたい
はまぎん こども宇宙科学館には、「洋光台サイエンスクラブ」という小学生向けのクラブがあります。
公式サイトから会員登録すると、
- 実験工作教室
- ロボット&プログラミング教室
- 工作教室
- 環境体験教室
- 電波教室
などに実費のみで参加できるんですよ!
科学系のワークショップに安価で参加できるので、お近くの方は習い事感覚で通えますね!
まとめ:楽しんで理科のベースを身に付けたい
今回は、横浜市磯子区にある「はまぎん 子ども宇宙科学館」に4歳児と行ってみたレビューをご紹介しました。
建物や展示は古さを感じる(自分が小学生の頃からあるので)部分もありますが、エンタメ感覚で楽しめるプラネタリウムや、五感を駆使して宇宙科学を体感できる工夫を凝らした展示物は、大人でも見ごたえがあります。
わが家からは少し遠いのですが、学べるお出かけ先として今後も行ってみたいです。
星空見るのが楽しかった!
最後までお読みいただきありがとうございました。
※記載内容は記事執筆時のものになります。価格や内容は変更している場合がありますのでご了承ください。