『家、ついて行ってイイですか?』を観始めるとやめられない理由

雑記
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2014年からテレビ東京でスタートした『家、ついて行ってイイですか?』

2020年1月現在は、水曜日の9時から放送しています。(関東地方)
あまりテレビを観なくなった今も、やっていたらつい観てしまう番組です。

なぜ、『家、ついて行ってイイですか?』を観るとやめられなくなってしまうのか?
を今回は深掘りしていきたいと思います。

番組の構成はいたってシンプル

番組ディレクターの方が、その辺の人に声をかけ、OKが出たらタイトル通り、家までついて行きます。
移動中の世間話から、淡々と導入部分が始まります。
家の中を見せてもらいながら、ディレクターがインタビューしていきます。

声をかけるシーンは、

  • 都内・都内近郊・地方都市の駅周辺の終電を逃した人
  • 居酒屋で飲んでいる人
  • 銭湯・祭り・移動販売・海水浴・スーパーマーケット・フリーマーケットに来ている人

など。

番組がタクシー代や買い物代、飲食代などを支払います。
テーマソングは、ジョン・レノンの「レットイットビー」
毎回変わらない構成で、サザエさんのように安心して観ることができます。

たまに、取材した方のその後を追う回もあります。
さながら縦断調査のようです。
「そういえば、あの人いまどうしてるのかな・・・」
そんな要望にもちゃんと応えてくれます。

インタビュー内容は、重いことが多い

家の中にお邪魔し、キッチンや冷蔵庫の中、生活用品、思い出の品、写真などを見ながら、
家族や仕事、個人的な思い出などを聞いていきます。

ものひとつにとっても、
いつ・誰が・どこで・いくらで・どんなシーンで買ったのか。
その人にとってどんな思い入れがあるのか。
物の数だけ「思い」があります。

私が観る回は高齢の方が多め。
必然的に生きてきた人生の重みを感じる内容になります。

物が積み上がり、ゴミの中で生活している人。

いろいろあったけど、夫婦仲良く暮らしている人。

生涯独身の人。

家族はいたが、今は独りの人。

大恋愛をしたが、パートナーに先立たれた人。

一見、元気そうに見えても、深い孤独や心の闇が垣間見られることがあります。

「若いときにこうしておけば良かった」

「自分の過去の決断を後悔している」

「一生懸命頑張ってきたけど、なぜかこうなってしまった」

「これからどうやって生きていけばいいんだろう・・・」

徐々につむぎ出される言葉は、こちらにも刺さるものばかり。
せめて物を片付けて、ゴミを捨てればいいのに、と余計なことを考えたりします。

年齢を重ねると、女性のほうが元気な人が多い。

番組を観る限り、やっぱり女性のほうが前向きで元気です。
壮絶な過去があったり、病気を抱えていたとしても、自分の力で生きていこうとする力を感じます。

一方男性は、「もっとなんとかならないのか」ともどかしくなる生き方をしている
方が多い印象です。
セルフネグレクトの傾向もあり、半ば自暴自棄になっている人も見受けられます。
たとえば、この人が自分の家族だったらと思うと胸が締め付けられます。

家は、個人の人間性を如実に表す

「よそ様のご自宅を訪問して、住んでいる人に聞きにくい話まで掘り下げて聞く」

たったそれだけの内容なのに、これだけ人を惹きつけるのは、

人間は、ほかの人間がどうしているのか気になるし、
自分と共通点を見つけると、共感してしまう生き物だからだと思うのです。
そして、共感して「自分事」として感じたい欲求が潜在的にあるのでしょう。

芸能人でも有名人でなく、自分の知り合いでもなく、
自分とは縁のない老若男女の家を見て話を聞きたい。

聞くことで、自分事として共感し、自分の生き方も考えさせられる。

だから、『家、ついて行ってイイですか?』というドキュメンタリー番組が長く続いているんだなと思います。

まとめ

『家、ついて行ってイイですか?』は、毎回同じだけど、毎回違う人間模様が観られる番組です。

「普通の人」は一人もいない。
皆、自分の人生を懸命に生きている。
自分も、これからこうして生きていこう。

そんなことを感じさせる内容です。

ただ、テレビの演出上しかたないですが、「衝撃の結末」「悲劇が襲う」などで
むだに番組を引っ張っている感があるので、そこがもう少し簡潔になれば・・・と思います。

内容は個人の感想になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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