アラフォー主婦の筆者は、2019年末から本格的にブログ運営を始めました。
アラフォーからの生前整理・終活として、不要な物の処分やアカウントの整理などを以前からおこなっていたのですが、新たにブログを開設したことで管理すべきアカウントが一気に増えてしまいました。
サーバー、ドメイン、アフィリエイトサービス、金融機関など、ブログ運営には運営者でないと分からないことがたくさんあります。
突然、運営者が管理できなくなった場合、自分のブログは一体どうなってしまうのでしょうか。
本記事では、【ブロガーがそなえたいブログ関連の情報整理】、サイトの売却・引き継ぎ情報についてまとめました。
ブログ運営で発生するアカウント・ID
ブログ運営は、複数の会社との契約が必要です。(無料ブログを除く)
筆者はブログを開設するにあたり、以下の12アカウントを新たに開設しました。
自分でも驚きましたが、こんなに開設していたんですね!!
各サービスにIDとパスワードがあり、入出金があるものは金融機関と紐付いています。
ほかのSNSを利用していたり、複数のブログを運営している方はさらに数が増えるのではないでしょうか。
ブログ開設で発生したサービスリスト
元気に運用しているときは問題ないのですが、ひとたび運営できなくなったら・・・
ブログ運営者が管理できなくなったらどうなるのか
若くても、年齢を重ねていても、急にブログを運営できなくなるリスクはあります。
身体が元気でも、認知能力が落ちて管理できなくなる可能性もあるでしょう。
そんなとき、あなたのブログはどうなってしまうのでしょうか。
支払関係
- サーバーやドメインなど、料金が発生するものは支払いが滞ったらサービスは停止します。
- 自動更新・クレジットカード払いを設定している方も、支払元の金融機関が凍結されれば支払いができなくなり、ブログの継続はできなくなります。
無料で使えるサービス
- 無料で使えるサービスは、退会やアカウントの削除をしない限り、またサービス事業者がサービスを提供し続ける限り、ネット上にアカウントは残ります。
- 個人情報が残っていることは気になりますが、ログインしなければ見ることができないデータが雲の上にある感じでしょうか。
このように、あなたが管理できなくなったブログは、さまざまな個人情報を残してクラウド上をただようことになります。
別に気にしない!という方もいらっしゃるかもしれませんが、筆者はとても気になります。
なので、ブログ運営のアカウント情報は一覧にまとめています。
ブログの存在を第三者に知らせておく
以前の記事「アラフォーからのアカウント整理」でもお伝えしましたが、PCやスマホで使っているアカウント情報はリストにしておくことをオススメしています。
ブログ運営者はこれに加えて、ブログを閉鎖する手順を明記しておくと親切です。
具体的には、契約しているサービスの解約・退会方法、支払方法、出金方法をマニュアルとして残しておくのです。
実際におこなってみると分かりますが、 解約・退会手続きは、ユーザー本人でも分かりにくいものが多いです。
オンライン上では解約できないもの、アカウント削除の前にユーザーがしておくべき作業、電話連絡が必要なものなど、煩雑な手続きが多いため、情報が限られた第三者では手が付けられないことがあります。
そんなときのために、たとえば下記の情報をまとめておくと良いでしょう。
これらの解約・退会方法の情報があれば、ブログ運営に携わったことがない方でも、サービスを停止することができると思います。
- 各サービスのURL、もしくは「○○で検索」
- ID、パスワード
- 2段階認証があればその説明
- 解約・退会手続きのURLの場所
- そこで何をすればいいのか、どんな結果が出るのか
また、ブログ運営者の方の備忘録としても役立つでしょう。
ブログ・サイトは、売却することもできる
運営者がブログを管理できなくなった場合、閉鎖するのではなく「売却する」方法もあります。
サイト運営には、サイトの立ち上げからコンテンツの制作、デザイン、広告の選定・運用など、多大な労力がかかっています。
集客力があり収益が見込めるサイトをゼロから作るより、ある程度認知され、安定運営しているサイトを買い取りたい・引き継ぎたいというニーズがあるのも納得できますよね。
個人ブログの価値がどれぐらいあるかは未知数ですが、サイト売買の仲介業者もありました。
まとめ:ブログ情報は、自分の頭の中だけにとどめておくと危険
本記事では、 【ブロガーがそなえたいブログ関連の情報整理】についてまとめました。
どんなに若い方でも、登録したときの情報を正確に覚えておくことは難しいと思います。
ブログ運営をしていくうちにあっという間に時が経ち、自分が管理していたアカウントや契約があやふやになってしまうことも決して珍しいことではないのです。
未来の自分と家族のために、セキュリティには十分気を付けながら、ブログ運営の情報を残しておきましょう。